Cloudn OpenNW(VPC)にて複数NICするときの挙動
CloudnのVPCタイプは、任意のプライベートIPを使えたりして、サービス構築に便利。 より便利に使うには、Template(VMイメージみたいなもの)を使うと良いのだが、 複数NICを使った場合※で気が付きにくい動作差分が生じる。 ※公開向けのNICと、メンテナンス向けのNICを分ける場合とか
CentOSとUbuntuで違う?
CentOSの話
複数NICを追加する場合に、CentOSだと
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
を2つ用意したテンプレートがあれば、 VMを作成して、NICを追加すれば、良い感じに動く!と思われるが、実際は上手くいかない。
何が起きるかというと、VM作成時のNIC名がeth2やeth3とズレてしまうのだ。 そのため、ifcfg-ethXを上手く読み込めず、NICが正常に起動しない。
Ubuntuの話
対してubuntuは/etc/network/interfaces
に、
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
auto eth1
iface eth1 inet dhcp
と書いてテンプレートを作っておけば、良い感じにNICを読み込んでくれる。 言い換えると、CentOSと異なり、eth2やeth3とずれることが無い。
まとめ
CentOSとUbuntuを利用して独自テンプレートを使い、複数NICを作るときは注意しよう!
(誰か、CentOSの回避方法を知っていたら教えてください。。。)