オンライン版のTOEIC(IP)で990点を取れたので準備したことや受けてわかったことのメモ
オンライン版ですが、TOEIC(IP)を数年ぶりに受験して満点(990)を取れたので、準備したことや受けてみて分かったこと・気をつけたほうが良いことをメモしておきます。なお、あらかじめの前提として、本記事の内容は、すでにTOEICで高得点(たとえば860over)をすでに取得したことがある人向けになっています。そのため、+300点するための秘訣、などは書いてません。
ということで、本題です。大きく分けて
- 準備したこと
- 当日気をつけたこと
- 受けてみて分かったこと・気をつけたほうが良いこと
- その他の所感
の項目で書いていきます。
準備したこと
出題の流れの把握
以前に受験したときから時間が経っており、問題形式が変わっているかも?と思い、YouTubeで問題形式について紹介されている動画を見ました。
これは見ておいて良かったです。というのも、オンラインのTOEICと紙形式のTOEICでは異なる点があるためです。オンラインのTOEICは紙の形式と異なって Unit と Unit2 に分かれています。別れているのは、正解率に応じて動的に変化する仕組みになっているためです。Unit1の正解率に応じて、Unit2の難易度が変わります。たとえば、Unit1 の正解率が高いと Unit2 が難しくなる、というような仕組みです。
動画を見ておいたことによって、心の準備ができました。
問題感覚を取り戻す
結論から言うと、スタディサプリのTOEICコースの7日間無料体験ができたので、それを2日ほど使いました。アダプティブ講座という機能があって、Part1からPart7の任意のPartから出題をしてくれます。これが演習にちょうど良かったです。個人的には、難易度的にあまり学習にはつながらなかったので、お試しで解約しちゃいましたが、全体としてとてもよくできているアプリケーションでした。また今度、TOEICの受験が必要なときにコンテンツが増えていたら、有償で再度使ってもいいなと考えています。
なお、このセクションの見出しで「取り戻す」と書いたのは、過去にTOEIC対策を2回ほどしたことがあるためです。初回が大学院受験と就活時、2回目が社会人2年目のときです。初回は公式問題集を問いて、音声はシャドーイングしていました。この公式問題集を読み込む、というのが一番スコアが上がったと思います。2回目はReadingの取りこぼしをへらすために、当時スマフォで販売されていた、問題集アプリでPart5を集中して勉強した記憶があります。
当日気をつけたこと
音の環境
今回は音声を聴くデバイスにはAirPods Proを使いました。AirPods Proは密閉型であり、ノイズキャンセルが効くので比較的音声に集中しやすかったです。 密閉型のヘッドホンなどをお持ちの場合はそれでも良いと思います。
正直、個人の感想では集合形式のTOEICよりも、音声の品質は良い印象です。 会場で受験するとどうしても何らかの音、たとえば、くしゃみなどの音が音声と重なる場合があるためです。
受けてみて分かったこと・気をつけたほうが良いこと
問題の先読み
準備で見ていた動画で、「先読み」ができないという説明がありました。これは、「きっとPart3とPart4で問題が一通り読まれてから、回答の選択肢が表示されるんだろうな」と理解したのですが、そうではなくて、問題が流れる前に回答の選択肢も表示されます。そのため、問題文の音声が流れる前の2-3秒は読む時間があります。これは、受けてみて初めて分かったことでした。
時間配分
同じく準備で見ていた動画では、Unit2の時間がタイトである、と説明されていました。 そのため問題を急いで解いていたのですが、結果的に数分余ったので、あまり急ぎすぎる必要は無いかなと言う気がしました。
Review All ボタンが便利
その他に、問題の回答状況を見直すReview Allという全体を見直す機能(ボタン)があったんですがこれが便利でした。すべての問題で、きちんと回答できているかどうかを一覧で把握できます。私は、実際に回答忘れを1つここで見つけました。設問が5個があるにも関わらず、スクロールしていて1つ忘れていたようでした。
その他の所感
スコアが直後に表示される体験は、とても良いな、と思いました。というのも紙のTOEICだと、受験してから1ヶ月以上?のタイムラグがあるので結構待つ必要があります。その点、オンラインだと即時スコアが表示されるのでとても良かったです。
以上、オンライン版のTOEICを受ける方にとって、何かの参考になれば幸いです。